気分や大学生のぶろぐ

もう23なの

公式であるということ

タイトルだけ書いては本文になにもかかずに、保存されていた記事。

 

だからきっとタイトルと本文とがちぐはぐどころか、繋がりが見つからない。

あるいは優秀な読み手だったならそれを見つけてくれるのかな。

 

もう春になってからだいぶ時間は経っているのに、まだまだ私はあ、春だ、と思う日がある。

ふわっと目の前を過ぎる風が生暖かかった時

とっても寒い夜がどこまでも続くのかと思ったのに、朝起きたらコートが要らなかった時

AppleMusicで不意に、清水依与吏のぬったりした声が聞こえた時

 

好きな人の好きなものでありたいという思い。強い思い。それでいっぱいいっぱいになって息ができなくなるなんて、なんて恥ずかしくて、でも幸せなことなんだろう。

なにも考えなくていいくらい、好きな人の好きなものを好きになりたいと、本気で思っていた。

 

だから、聞いたこともない60年代のロックを聞き、アメリカのポップを聞き、ジャズのかかる喫茶店に通いつめた。

そんな日々もずっと好きだったし、そんなこともずっと好きだった。

 

それでいつの間にか私も彼らに詳しくなり、界隈の中でトレンドを追えるようにもなった。

 

彼と別れた。

Spotifyではアイドルを聞くようになったし、時間が空いたらタピオカのお店にいくようになった。私はこれらが、好きだった

 

 

 

彼が好きだと言っていたあの曲、あのバンド、全然好きになれなかった。

それが寂しかった。

だからどうとかいうものでもないんだけれど。