気分や大学生のぶろぐ

もう23なの

あいつはメンヘラしか愛せない

メンヘラ星人を察知して、自分しかそれを救えないとかほざいて、あげく振り回される自分にさえ酔っている

 

もうずっとメンヘラと付き合っている。

別れても別れても、また違うメンヘラと付き合う。

 

 

そのひもたしかハブでみんなで飲んでいた。

四人分のドリンクをオーダーしに、バーカウンターに二人で行ったんだった。

ロンリコ飲もうというあいつと私で、うるさい人をかき分けて注文しに行ったんだった。

 

最近つきあいはじめたメンヘラのことを、話してたんだっけ。

俺がメンヘラを作り出しちゃうのかななんて、へらへら笑ってた。

 

自覚あるんだね

 

言うつもりもなかった言葉が口をつく

驚いた顔なんてしなくていいのに、びっくりしたようにこっちをみる

慌ててバーカウンターに目を移す

 

じゃあおれどうしたらまともなやつとつきあえるんだろう

いつになったらほんとにすきっておもえるんだろう

 

そういった彼が悲しくて悲しくて、でもだからといって何もすることができなくて、彼を見た。

同じようにバーカウンターを見ていたことを知って、ああこの人は、私に言ったんじゃなくて、自分自身に言ったんだと知る。同じ方を向いていたようで、そうではなかったことを知る。

 

でもだからといって何もすることができなくて、私を見ない彼を見ていた。

 

あいつはメンヘラしか愛せない。

 

よみもの

酔っ払って、間違えて、あのアプリを消してしまった

 

いや、なんてことのない、

ただのソーシャルネットのアプリ。

アカウントもあるし、またインストールすればログインもできる。

ただそれまでのトークやら画像やらは消えてしまったけれど、フレンドは消えてないはずだし、なんら支障はない。

またインストールすればいい。

 

なのに、ひどく落ち込む。

たしかにあのアプリで私と彼はつながっていたし、

むしろ私と彼をつなぐためにあのアプリはあった。

いつからか通知が遅くなり、遅くなった通知すら気づかないようになり、最後は気づかないふりをしていた。

もうあのアプリは意味をなくしていたし、正直言うと、酔っ払って消したことさえだいぶ時間が経ってから気づいた。

 

だからまたインストールすればいいし、というかインストールすらしなくていい。

 

あなたはもう私のこと

あまり思い出さないかもしれない

わたしはもうはっきりきっぱり

振られたし

 

それでも世界は明るくて

それでも時々笑えるの

おかしな話だよね?

ほんとうに、好きだったのにね?

仲間

友人じゃなく、仲間の話ね

 

 

私、周りを巻き込んでなにかした経験

とか

集団の中での私の役割

とか

って言うことを聞かれたときにピンとこなくて

ん?みたいな

周りを巻き込んで何かをした経験って

中学と高校で終わってた、私。

がくはつでクラスの出し物考えたり?

そつかんでダンスしよ!ってなったり?

部活でTシャツパーカーつくろ!ってなったり?

テスト前勉強会しよ!ってゆったり?

あれ?わたし

なにかしたい!と思うことが、誰かと何かをしたい!じゃなくなったのいつ?

(笑)

 

旅行行くのはいまでもそれに近いかも

 

でもそれも一人でやるの好きだしな

 

 

いつの頃からなのか、

仲間を、自己達成のツールかと思ってしまってるフシがあったな

 

誰かと同じ方向を向いていることなんだ〜と、

おもった、

さいきんじぶんの壁を破りたかったり心の殻をぶち壊したかったりするのはそれに通じてて

 

いまやはり余裕があるので心に

誰かと同じ方向を向いてみたいなとか

おもっているので

これは仲間への認識を変えるチャンスです

私達は、傷つきたかった

何でも良かった。

 

傷ついて強くなるあの主人公に憧れたのか

傷ついて自分を見つけた彼女が凛としていたからか

傷ついていれば権利を主張しやすくなるからなのか

傷ついて傷つけた自分を許したかったのか

 

とにかく、何でも良かった。

傷つけば自分が見つかると、思っていた。